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生きる


最近すごく忙しかったので、
今朝はゆっくり寝たい…と思いつつ、
映画を見に行くと決めていたのでエイッと起きて、
「チョコラ!」を見てきました。

ケニアのティカで暮らすストリートチルドレンを撮った
ドキュメンタリー映画です。
監督は小林茂監督、日本人の方です。

アフリカのストリートチルドレン、
時々テレビで放送されることがありますが、
苦しみ、悲しみなどばかりが強調されることがほとんど。
それも一つの真実なのだと思いますが、
この映画ではまた違う面を見せてくれます。

子どもたちは生きようとする力に溢れていました。
ゴミを拾ってお金にして、
ごはんを食べ、タバコやシンナーを手に入れもする。
この子たちもそれぞれ性格や考えがあって、
家出をしたりNGOのセンターに入ったり出たり、
小さいながら自分の生き方を模索して
毎日毎日を過ごしているようにも見えました。
年間3万人を超す自殺者がいる日本、
未遂者も含めれば、何人の人が…と思うと、
単純に「生きる」ことの重さを知っているのは、
経済大国と言われる日本、
貧困、飢餓の烙印を押されたアフリカ、
どちらの人々なのでしょう。


人々のつながりという面でも、
彼らの生き方は強く感じました。
路上で暮らす子どもたちは仲間を作って
お互い助け合って生きている。
HIV感染者の26歳の女性(私と同じ歳!)は、
離婚して二人の子どもを連れてスラムで暮らし始めると、
近所の人は家族のように接し、
子どもを預けて仕事へ行く。

一方、保育園がいっぱいで仕事に行けない、
年金がどんどん減って生きていけない、
と、国と自分にしか頼れない私たち。
最近ずっと気になっていました、
私たちは国に頼り過ぎではないかって。
国が何でもしてくれるのが当然と思うのは終わりにして、
自分の周りの人たちとももっと支え合える、
そんな力が、私たちには必要かもしれません。
その26歳の女性の子ども、10歳の女の子は、
夕飯前のお祈りで、
小林監督の病気が治るように、と祈っていました。
隣の人と支え合う力って、そういうことのような気がします。


他にも色々感じたことがありつつ。
長くなってしまいましたが、(最長記事です!)
映画の後、小林監督が映画館に来ていらっしゃいました!
サインをしてもらいつつ、昨年末ウガンダに行ったと言うと、
監督も15年ほど前にウガンダへ行った、と教えてくださいました。
映画はどうでした?と聞かれて、
言いたいことはたくさんあったはずなのに、緊張のあまり
ただただ「素晴らしかったです…」と言うばかり。
でも本当に、素晴らしかったです。
ありがとうございました!という気持ちです。
パンフレットのレビューも良かったので、
映画を見る方はパンフレットもお勧めです。
ブックレットはこれから読みます。


ケニアはウガンダと景色が似ているところも多く、
またまた、ウガンダのことを思い出していました。
赤い土、広い大地、道端のゴミの散らかり方、
そして何より子どもたちの笑顔!


このコ、人懐っこくてむちゃくちゃ可愛かった!


チョコラ!
http://www.chokora.jp/

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